【小寒】節気とヨガ~暦と生きる~vol.12

 

みなさん、こんにちは!

インストラクターの山口美香です!

いつもレッスンにご参加くださり、本当にありがとうございます!!


私が担当している

「暦ヨガ~春~」「暦ヨガ~夏~」

「暦ヨガ~秋~」「暦ヨガ~冬~」では

季節に合わせたカラダの生理的症状や

よくあるお悩みをテーマに心とカラダと付き合う方法をお話しています。


特にお悩み症状へ効果的なツボの解説やマッサージ

内蔵機能を高めるヨガのポーズを取り入れていますが、まだまだお客様へ伝えたい事がある!!

その想いがキッカケとなり、この度、東洋医学で言う暦を細かく分け

24節気ごとの解説と養生についてブログを連載させていただく事となりました👏


ブログを通して新たな気づきや、日常の中での発見がありますように✨


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第12回:小寒(しょうかん

新しい年が始まりましたね✨🐇✨
新たな年への希望に気持ちが高揚しつつも、
外に出ると凛と澄んだ冬の空気に気が引き締まります😊💙

これからますます寒くなる“寒の入り“である「小寒」、
2023年は1月5日~1月19日の期間です。


◆小寒のカラダと心
寒さ深まる頃ですが、春に向けて生命力を蓄える時期でもあります。

自然界では動物たちが冬眠をするように、
人間も休息をしっかりとることで、
この季節のカラダと心のバランスをとる秘訣です✨

冬になると朝なかなか目覚められない、
カラダの蓄えが増える、
という声が聞こえるのも自然の理にかなっていますね😴💙

「あれも!これも!」という外向きの気持ちをなだめて、
静かに自分と向き合うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか🏠


◆食養生
「腎」の気を充足させるためには“温める”ことが大切です💖
腎を温めることが、全身を温めることの根本となります。

具体的な食材としては…
ニラ、くるみ、栗、シナモン、山椒、スズキ、タラ

お肉は、羊肉が“温める”性質ピカイチですが…
なかなか手軽に使えないですよね😅
鶏肉も温める性質があるので、
こちらは気軽に取り入れられますね!

冬に恋しくなる、
お鍋料理に使える食材もたくさん🐟💚
ぜひ、ご活用ください♪


◆おススメのツボ押し
【兪府(ゆふ)】
冬の養生のポイントとなる気の流れ「腎経」「膀胱経」。
今回は「腎経」に関連する【兪府(ゆふ)】のツボのご紹介をします👣

「腎経」はこちら↓↓




足の裏~内くるぶしの後ろ~脚の内側~鎖骨の下
この経絡上にツボが存在しています。

「腎経」の経絡上にある【兪府(ゆふ)】のツボは、

吐く息に合わせて3秒程度押します♪

免疫を正常に保つことに関わるツボなので、
風邪、感染症予防が期待できます!

肩こり、肌荒れの改善をしたい方にもおススメです😀


◆おススメのポーズ

【カエルのポーズ】




「腎経」が通る足の裏~脚の内側~上半身に働きかけるポーズです。




①正座で座る

②両手を前つく

③膝を肩幅より広く広げる

④上半身を前に倒しながら、肘を床につく

⑤肩の下に肘をおける位置に調整する

(やや前進)

⑥膝下を後ろに引き、膝を90度の角度にする

※両膝と股関節が一直線上に並ぶ位置

⭐お腹に力を入れて腰(背骨の下の方)をまっすぐにする

⑦視線を前にむける

⑧5呼吸キープ


脚の内側(内もも)が伸びます🎶

「腎経」の気の流れの通り道、股関節、骨盤に働きかけができ、

「腎」と関わりの深い生殖機能に関するお悩み改善にも繋がります😉💙



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まっさらな2023年😊💕

今年はどんな一年になるでしょうか。

皆さまと周りの大切な方々にとって幸多き一年となりますように。


一期一会…

日々様々なことが起これど、それは、二度と訪れないかけがえのない時間。

皆さまがそれぞれの人生の大切な時間を、

よりよく過ごすことができるように…

今年も皆さまのもとに元気のヒントをお届けいたします🌈✨


そしてUCHIYOGA+のレッスンを通して、

皆さまのカラダと心のサポートをいたします!

レッスンでお会いしましょう💗


次回の記事は【大寒】をお届けします!

お楽しみに~😉


■節気とヨガ~暦と生きる

過去の連載はこちら

第1回【大暑】 第2回【立秋】 

第3回【処暑】 第4回【白露】 

第5回【秋分】 第6回【寒露】 

第7回【霜降】第8回【立冬】

第9回【小雪】第10回【大雪】 

第11回【冬至】