みなさん、こんにちは!
インストラクターの山口美香です!
いつもレッスンにご参加くださり、本当にありがとうございます!!
私が担当している
「暦ヨガ~春~」「暦ヨガ~夏~」
「暦ヨガ~秋~」「暦ヨガ~冬~」では
季節に合わせたカラダの生理的症状や
よくあるお悩みをテーマに心とカラダと付き合う方法をお話しています。
特にお悩み症状へ効果的なツボの解説やマッサージ
内臓機能を高めるヨガのポーズを取り入れていますが、まだまだお客様へ伝えたい事がある!!
その想いがキッカケとなり、この度、東洋医学で言う暦を細かく分け
24節気ごとの解説と養生についてブログを連載させていただく事となりました👏
ブログを通して新たな気づきや、日常の中での発見がありますように✨
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第5回:秋分(しゅうぶん)
国民の祝日“秋分の日”でなじみの深い“秋分”も24節気の一つの節気です。
東洋医学の考え方においては、陰と陽の調和がとれる時期とされ、
陰の季節に向かうにあたっての滋養を始めるのに良い頃です。
今回は、秋を満喫しながらも、寒くなる時期に備えたい、
【秋分】の養生をご紹介いたします😄
◆秋分のカラダと心
私たちは「肺」の働きによって、
古くなった“気”を吐き出し、新鮮な“気”を取り入れて、
呼吸で全身に気を巡らせています。
秋の乾燥した空気によって機能が弱くなりやすいのが、
呼吸と関連の深い「肺(はい)」です。
秋の深まりとともに、
喉が乾燥して違和感がある、痰が絡む…
気持ちが沈みがちになる…
という事を感じたことがある方も多いのでは…❓
秋の空気が乾燥していても、
体内に入る空気を潤す方法💡✨
それが鼻呼吸による「深呼吸」です。
ヨガのレッスンで深呼吸をして、
新鮮な“気”で自分を満たしましょう。
◆食養生
「肺」の働きを補う食材をご紹介します💛
【立秋】【処暑】【白露】でご紹介した「甘味」。
「肺」の働きを補う「甘味」の食材は…
山芋、大根、柿、梨、銀杏、アーモンド…など。
秋の味覚ですね😋
そのままでも、調理しても美味しくいただけます!
旬のものをいただくことが、養生に繋がるのです🍂
季節問わず様々な食材を口にすることができる現代ですが、
古来より自然の恵みによって私たちが支えられている…
という事を思い出させてくれますね😉💕
◆おススメのツボ押し
【魚際(ぎょさい)】
「肺」を司る気の道
(=経絡(経絡))はこちら↓↓
鎖骨の下・腕の付け根~腕の前側の親指側~親指の爪(外側)
この経絡上にツボが存在しています。
「肺」の経絡上にある【魚際(ぎょさい)】のツボは、
手の親指の付け根の膨らみ部分(母指球)中央にあります。
(手を横から見た時の、手の甲側と手の平側の境のところ)
空気の乾燥がもたらす喉や肺の熱を鎮めて、
喉の違和感・痛みや息詰まる感覚の改善におススメです💙
吐く息に合わせて3秒程押しましょう👍
また、胃腸の働きを整えるツボとして活用されることもあり、
“食欲の秋”で食べ過ぎてしまった😂
というときにも使えるツボですよ♪
◆おススメのポーズ
【錦のポーズ】
「肺」の経絡の通り道である、
鎖骨~手の親指に働きかけて気の流れを整えるポーズです♪
①四つばいになる
②右足を両手の間に置く
③左足の爪先を立てて、両膝が90度になる位置に脚を調整する
④上半身を起こす
⑤左手の指先で右腕の付け根を押す
(「肺経」の通り道の鎖骨下・腕の付け根です!)
⑥吸う息に合わせて、右腕を前から肩の高さに上げる
⑦吐く息に合わせて、右腕を開きながら体を右にねじる
⑧5呼吸を目安にキープ
反対も同様に行いましょう😊
“錦秋の候”という表現があるように、
木々の紅葉が錦のように美しくなる季節です🍁🍂
錦の着物の袂を垂らすように腕を伸ばしながら、
ゆったりと深い呼吸をして、ポーズをとってみてくださいね✨✨
上半身をねじることで胃腸の刺激ができ、
魚際のツボ同様“食欲の秋”に活躍するポーズです😋
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秋分の時期の過ごし方について、いかがでしたか?
秋分は秋の彼岸の中日でもありますね。
脈々と受け継がれてきた自然や、命に感謝しながら、
“今”を丁寧に生きたいものです。
皆さまと周りの方が心身ともに
健康な毎日を送ることができますように・・・🌈✨
これからもUCHIYOGA+で、皆さまのカラダと心のサポートをいたします。
レッスンでお会いしましょう^^
次回の記事は10月7日ごろ【寒露】をお届けします!
お楽しみに~😉
■節気とヨガ~暦と生きる
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